効果の継続が期待できる抗ガン剤であっても、
しばらくすると効かなくなることがあります。
ガンに抗ガン剤に対する耐性ができてしまうためです。
その点、複合免疫療法は耐性が生じることはありません。
例えば免疫細胞療法は、
患者さんの免疫細胞を培養し活性化する方法なので、
医薬品という異物とは全く性質が異なります。
医薬品に代わるものは、
生きた本人自身の細胞そのものなのです。
故に、薬剤耐性のようなことが起こらず、
継続的な治療が可能であり、
効果の持続が期待できるのです。
ただし免疫細施療法で、
1回の治療で注入される免疫細施(NK細胞)の寿命は約2週間です。
従って1回の治療では治療効果も2週間ということになります。
そこで2週間ごとの治療を6回続けることを
基本にしているということです。
また、残念ながら難治性のガンで治癒の可能性が低い場合でも、
長期にわたるガンとの共存が期待できます。
苦痛や不快な症状をあまり感じることなく、自立した普通の生活を
続けていくことが期待できます。
がん最先端治療の実力―三大療法の限界と免疫細胞療法
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