癌(がん)を完治させるためのブログ

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がんとは?「良性腫瘍と悪性腫瘍」

がんの疑いがあると言われて各種の検査を受けた後、
診察室で医師から診断結果を聞かされる時、
「腫瘍があるけれど良性です」と言われるか、
「悪性の腫瘍でした」と言われるかでは
ずいぶん印象が違います。

良性か悪性かで気持ちの動揺のしかたは異なります。

告知によるショックを少しは和らげたいと考えて、
時には医師が「良性だけれど進行がんです」と
説明することもあると聞きます。

この場合は「悪性腫瘍でかなり進行した状態」であると
考えるべきでしょう。

良性腫瘍と悪性腫瘍それぞれの特徴を理解していれば、
この説明は変だと気がつくはずですが、
なかなかそう理解することは困難です。

本当はもっと率直に医師が病名と病状を
説明したほうがよいと思うのですが、
まだまだ告知についての考え方は人によって異なりますので、
このような微妙な、矛盾した表現で
説明することになってしまうこともあります。

では、腫瘍とは、良性と悪性の差とは
いったいどこにあるのでしょうか。


■腫瘍とは

私たちの身体の細胞は常に分裂をくり返しています。
しかし、遺伝子に異常が発生し、
本来の秩序と関係なく勝手に細胞(腫瘍細胞)が増殖するようになり、
塊ができると、それが腫瘍です。

中には、白血病のように塊を作らない腫瘍もあります。

腫瘍には良性腫瘍と悪性腫瘍があり、
「悪性腫瘍」のことを「がん」といいます。

良性腫瘍と悪性腫瘍には、
それぞれ次のような特徴があります。


■良性腫瘍の特徴

「良性腫瘍」は、腫瘍が大きく膨張しますが、
周りの組織との境界がはっきりしていて、
周りの組織を壊して浸潤することはしません。

腫瘍があっても身体全体に大きな影響を与えないのです。

腫瘍を取り除いてしまえば再発しないのです。
子宮筋腫や卵巣嚢腫は、良性腫瘍の代表的なものです。


■悪性腫瘍(がん)の特徴

悪性腫瘍(がん)は、無制限に増殖するので
全身に大きい影響を与えます。

悪性腫瘍が身体のあちこちに広がる時に、
勝手に増え続けたり(自律性増殖)、
周りの組織にしみ出るように広がったり(浸潤)、
離れた遠くの組織に飛び火するように
広がる(転移)性質があります。

医師が説明する時に、「浸潤が見られます」とか
「転移はありません」などの言葉を用いると思います。

悪性腫瘍が、できている部位(原発部位)の周りに広がっているか、
離れた臓器に飛ぴ火しているか、
悪性腫瘍の広まり方(進行の度合い)を説明する時に、
医師は、悪性腫瘍の特徴である「浸潤」や
「転移」があるかどうかについて話すのです。

悪性腫瘍の病状が進行した患者さんが、
とても痩せているのを目にしたことがあると思います。

腫瘍が大きくなるために栄養をどんどん吸収してしまうので、
身体に栄養が行き渡らなくなり、
どんどん痩せて衰弱する(悪液質)のです。

良性腫瘍の場合には、腫瘍がかなり大きくなっていても、
悪液質になることはありません。



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がんとはいったい、どんな病気なのか?

がん細胞自体が毒であり、それが臓器を食い荒らす・・・
というイメージを持っている人も多いのですが、
それは間違った認識です。

実は、がん細胞というのは
正常の細胞とあまり違いはありません。

素人目には写真で見ただけでは区別がつかないほどです。

ですが、その「特徴」は次の点で大きく異なります。


正常細胞とがん細胞の最も大きな違いは次のとおりです。

●正常細胞=①命に限りがあるので、生まれては死んでいく。
     =②自らの活動範囲を守り、他の組織に侵入しない。

●がん細胞=①死なずに増え続ける。
     =②自らの活動範囲を守らず、近くの組織に侵入する(浸潤)。

場合によっては、血液の流れにのって遠くの組織まで侵入する(転移)。

この違いによって、正常細胞なのか、がん細胞なのかを見分けます。



まずは「①」の「死なずに増え続ける」という点について。


もし正常な細胞が無限に増えていくと、
人間の体はどんどん巨大化してしまいます。

そうならないのは、必ず細胞は死ぬからであり、
死ぬことは非常に大切なことです。

皮膚をみればイメージが湧きやすいですよね。

角質はすでに死んだ皮膚の細胞で、
皮膚の一番表面にありポロポロと剥がれていきます。

もちろん、死んだ皮膚の代わりに内部では
新しい細胞が生まれています。

そんな風に、細胞は「生まれたら死んでいく」
というのが正常な仕組みです。

つまり「生まれたら死ぬように」という命令が
ちゃんと細胞の中に備わっているのです。

ところが、がん細胞は「死ぬ」という命令が
狂ってしまっているため死なずにどんどん増殖してしまうのです。

がんが増殖するスピードは、患者さんの年齢、過去の生活習慣、
がんの部位などによって個人差があります。

数か月で倍になってしまうこともあれば、
止まってしまったかのように遅いこともあります。

また、がん細胞が持つ能力によって
「どの範囲まで増殖するか」も異なります。

早くであれ、ゆっくりであれ、
とにかく「死なずに増殖」するのです。

人間の細胞は、遺伝子の指令によって規則正しく分裂し、
増殖し、死ぬようにプログラミング(制御)されているので、
がんにならない限り、細胞が無限に増殖しようとすることはありません。

異常な増殖が起きたら、自然にブレーキがかかるはずなのです。

ちなみに、いわゆる「良性腫瘍」は

・異常な増殖が一時的に起きて、塊(腫瘍)になってしまったが、
 増殖は限られている。

・他の組織に侵入することはできない。

と診断されたものです。

「がん」といえば、明らかに悪そうな「ひどい腫瘍」を
思い描いてしまうのですが、
そうではなく、見た目は良性の腫瘍とよく似ているのです。

違いは上に挙げた特徴だけですので、
非常に見分けづらいのです。

事実、良性の腫瘍と悪性の腫瘍(がん)を
パーフェクトに見分けられるかというと、そうではありません。

見つけた腫瘍が「良性か悪性か」を判断するのは、
「病理医」という医師ですが、医師ごとに判断が異なることもあります。

つまり、「本当はがんなのに良性と診断してしまう」
「良性なのにがんだと診断してしまう」ことは、珍しくないのです。

それくらい、がん細胞は正常細胞に似ているということです。

この「正常細胞とがん細胞はよく似ている」ということが、
がんという病気の特徴であり、診断や治療を難しくしている原因です。




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