がんと告知されたら

がんと診断が確定したら、
医師はまず本人への告知を行うのが一般的です。

病名の告知のあとで、医師は、診断の恨拠や
がんの進行度などの病状、これから行われる検査、
治療やそれにともなう副作用、治癒の可能性、
今後の見通しなどについて、説明を行います。

これらの説明に納得したうえで、
患者が同意すれば、治療に入ります。
これをインフォームド・コンセント(IC)と言います。


がんを告知されると人によってはパニック状態に陥り、
何も考えられなくなるかもしれません。

しかし、がんの告知は最後通告ではなく、
がんと戦うための宣戦布告だといえます。

つらい気持ちを何とか抑えつつ、
診断から治療開始までの時間を有効に活用して、
自分で納得のいく治療方法を選択し、
決定しなければなりません。

そのためには、本人にも勉強が必要です。

インターネットや本など、
信用できるところから十分に情報を集めましょう。

また、別の医師にセカンド・オピニオンを求め、
診断法や治療法などについて意見を聞き、
参考にするのもよいでしょう。


■分かるまで聞いて疑問を残さない

がんの治療は、外科療法、化学療法、
放射線療法が代表的な方法です。

しかし、ひとつだけの方法で治癒を目指すことは少なく、
いくつかの方法を組み合わせて総合的に治療を行う
「集学的治療法」を行うのが一般的です。

この場合、複数の医師や専門家がチームを組んで
治療に当たることになります。

治療法が多様化しているため、
素人である患者本人には分かりにくい点も
多いかもしれません。

しかし、疑問はそのままにせず、
なぜその方法を用いるのか、
副作用はどのようなものが考えられるのか、
治療期間はどれくらいか、
治療後に考えられることは何かなど、
自分が納得できるまで、よく説明してもらいましょう。



・・・

どうすれば、がんは治せるのか!?

標準治療(手術・抗がん剤・放射線)に耐え、
代替療法も活用すれば・・・

本当にがんは治せる?

詳しくはこちらのページで

ガンを完治させるための5つのルール