がんと闘病している家族に対して
どう接していいか、どう励ましていいか
わからない・・・という相談を受けることが多いです
がんの患者さんは、告知から始まって
臓器の一部を失ったり、手術後に再発を心配したりなど、
短期間にさまざまのつらく
不安な思いをすることになります。
その過程では、心の動揺で、
現実を受け入れることが
できなくなる場合もあります。
ときには、何もする気が起こらなくなるほど落ち込み、
抑うつ状態に陥ることもあります。
そんな患者さんの様子を見ると、ご家族や身近な人は
つい励ましたくなるものですが、
それがむしろ心の負担となり、逆効果の場合もあります。
時間の経過とともに、ショックや不安な気持ちと
折り合いをつけられるようになることを信じて、
ご家族が患者さんの心をしっかり受けとめ、
見守ってあげられるとベストでしょう。
■患者さんを励ましたいときは言葉の選び方を慎重に
早く元気になってもらいたいという気持ちから、
「早く病気を治そう、だから頑張って」
などと言いたくなることもあるでしょう。
しかし、実際の治療は時間がかかるものです。
そのことで、患者さんが家族に
申しわけないと思っていることも多く、
かえって患者さんを追いつめてしまうことにもなりかねません。
難しいことではありますが、
患者さんの気持ちをよく考えて
言葉を選ぶようにするべきでしょう。
「がんばって」よりも、
「大丈夫だよ」「一緒に乗り切ろうね」
「こんなときは家族を頼るのが当たり前なんだからね」
など、患者さんが安心できる言葉を
かけてあげるとよいと思います
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