癌(がん)を完治させるためのブログ

癌という病気について色んなことを調べ、その情報を発信しています。

2011年05月


がんと闘病している家族に対して
どう接していいか、どう励ましていいか
わからない・・・という相談を受けることが多いです



がんの患者さんは、告知から始まって
臓器の一部を失ったり、手術後に再発を心配したりなど、
短期間にさまざまのつらく
不安な思いをすることになります。

その過程では、心の動揺で、
現実を受け入れることが
できなくなる場合もあります。

ときには、何もする気が起こらなくなるほど落ち込み、
抑うつ状態に陥ることもあります。

そんな患者さんの様子を見ると、ご家族や身近な人は
つい励ましたくなるものですが、
それがむしろ心の負担となり、逆効果の場合もあります。

時間の経過とともに、ショックや不安な気持ちと
折り合いをつけられるようになることを信じて、
ご家族が患者さんの心をしっかり受けとめ、
見守ってあげられるとベストでしょう。


■患者さんを励ましたいときは言葉の選び方を慎重に

早く元気になってもらいたいという気持ちから、
「早く病気を治そう、だから頑張って」
などと言いたくなることもあるでしょう。

しかし、実際の治療は時間がかかるものです。

そのことで、患者さんが家族に
申しわけないと思っていることも多く、
かえって患者さんを追いつめてしまうことにもなりかねません。

難しいことではありますが、
患者さんの気持ちをよく考えて
言葉を選ぶようにするべきでしょう。

「がんばって」よりも、

「大丈夫だよ」「一緒に乗り切ろうね」
「こんなときは家族を頼るのが当たり前なんだからね」

など、患者さんが安心できる言葉を
かけてあげるとよいと思います



・・・
ガンに関するメールレターを配信しています
詳しくはこちらのページで。

ガン完治させるための5つのルール

リンパ液が貯まりがちな部分に傷ができると、
治りが遅くなるだけでなく、
感染が起こりやすくなります。



リンパ節を切除した腕にけがをして、
感染を起とすと、せっかく残っている
リンパ管のバイパスが破壊されます。

その結果、腕の浮腫を起こしやすくなります。

皮膚に傷をつくらないこと、
また感染症を起こさないことが、
浮腫予防につながります。
また、手術側の腕に負担をかけないことも大切です。



【日常生活でのリンパ浮腫予防対策】

虫に刺されないよう、腕に虫よけ剤をかける。
虫に刺されたら、皮膚をかきむしらすに、
かゆみ止めですぐケアする習慣をつける。

土いじりや肌荒れの心配な洗剤を使用するときは、
手先をけがや肌荒れから守るために、
ゴム手袋をはめて作業する。

爪のささくれは、むかずにクリームなどでケアする。
手足にけがをしたときは、消毒スプレーなどで消毒し、
化膿させないように注意する。

水虫やあせもなどの皮膚炎を予防する。
また、ハンドクリームなどにより皮膚を乾燥から守る。

注射や点滴などは、手術をしていない側の腕にする。

わきの下のむだ毛は、力ミソリではなく
電気シェーバーなどを用いて、傷つけないように
処理する

冷房で冷やしすぎないように肩掛けなどを利用する。

日焼けは皮膚の炎症なので、腕にも日焼け止めを用い、
長袖の洋服を着用するなど、
紫外線にさらさないように注意する。

DVD2枚付き 乳がん・子宮がん・卵巣がん 術後のリンパ浮腫を自分でケアする
廣田 彰男 佐藤 佳代子
主婦の友社
売り上げランキング: 5119





・・・
ガンに関するメールレターを配信しています
詳しくはこちらのページで。

ガン完治させるための5つのルール



ガン治療に関する相談をしたい場合は、
勤務先に産業医がいないなら
地域の相談窓口を利用してみましょう。



従業員50人未満の職場で働く
労働者(事業主も含む)のための
相談窓口、地域産業保健センターがあります。

地域産業保健センターは全国に347か所
(平成19年度)設置されており、
手術後も仕事を続けることが可能かなど、
さまざまな相談にのっています。

また、個々の相談状況によっては、
センターに登録されている産業医が、
勤務先に対して従業員の健康面についての指導助言を
行う場合もあります。

気軽に相談してみましょう。

なお、所在地等については、
独立行政法人労働者健康福祉機構のホームページで
調べられます。



・・・
ガンに関するメールレターを配信しています
詳しくはこちらのページで。

ガン完治させるための5つのルール


ガン患者さんは育児支援サービスを
積極的に使いましょう



ガン患者さんで乳幼児がいる場合は、
治療に専念するために
家族の協力はもちろんのこと、地域や行政のサービスも
積極的に活用したいものです。

民間のベビーシッターを利用するのも1つの方法ですが、
最寄りの自治体に育児に関するサービスがないかどうか、
問い合わせてみてはいかがでしょうか。

病気や冠婚葬祭などの緊急事態に備える短期の緊急保育や、
育児を手伝ってくれるヘルパー派遣、
そして「ファミリーサポートセンター」という
システムを導入している自治体もあります。

これは子育ての援助を受けたい親(ファミリー会員)と
子育ての援助ができる人(サポート会員)が互いに会員登録をし、
ファミリー会員の必要に応じて、
サポート会員を紹介するものです。

保育施設までの送迎や子どもの預かりなどの援助を
してもらえます。

詳しい内容は、
(財)女性労働協会のホームページ
(http://www.jaaww.or.jp/)
に紹介されています。

まずは、最寄りの役所・役場に
気軽に問い合わせてみましょう。




・・・
ガンに関するメールレターを配信しています
詳しくはこちらのページで。

ガン完治させるための5つのルール


ガン治療で仕事を休む場合には、
医療保証制度を確認しましょう



長期にわたる療養生活では、
一時的に仕事を休まなければならない場合も
あるでしょう。

有給休暇が足りなくなった場合は、
勤務先への届け出が必要となります。

場合によっては、所属部署の移動も、
視野に入れる必要があるかもしれません。

安心して治療に専念できるよう、
治療のスケジュールが決まったら、
なるべく早めに勤務先の上司に伝えておくことが大切です。

疾病治療のために長期休暇を取るには、
勤務先の医療保障制度を活用するとよいでしょう。

給与の減額なども含めて、どのような制度になっているのか、
事前に調べて把握しておくことが大切です。

また、上司にどのように伝えたらよいかわからない場合は、
社内の産業医に相談してみるのも1つの方法です。

産業医のいない職場なら、地域の相談窓口である、
地域産業保険センターに連絡してみてはいかがでしょうか。
無料で相談にのってもらえます。



・・・
ガンに関するメールレターを配信しています
詳しくはこちらのページで。

ガン完治させるための5つのルール


このページのトップヘ